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オーストラリアで学ぶ英会話

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「MASTERY 高校標準総合英語」(桐原書店)


私が文法の学習で使った本は、「MASTERY 高校標準総合英語」(桐原書店)という本です。
この本では非常に分かり易く文法が説明されており、かつ高度な内容の部分もありますので、
初心者にも非常に分かり易く、上級者にも手応えのある便利な一冊です。


文法は要らない?


先述しましたように昨今の風潮で、
文法は要らない」、「全て会話から」といったものがありますが、私はこれに対して異議を唱えているのです。

これはいともすると、英会話ブームの商業的なうたい文句のような気もします。
やはり会話は英語学習において一番華やかな部分ですから、集客に繋がります。
もし文法をうたい文句にしていたのでは、集客は無理です。
「華やかに、カッコよく英語を話そう」というのと、「地味にコツコツ文法をやろう」というったのでは、
商業的な意味で全く訴求力が違うように思います。

文法は言語のルールですから、正しくその言語を使うために重要なものです。
例えば野球をする場合には、文法はその野球のルールに当たります。
プレーヤーがルールを守らない限り、全く試合になりません。それは言語にもあてはまります。



母国語の文法と外国語の文法


わたしたちは母国語を学ぶ際、文法の勉強などしないのだから、
英語を学ぶ際にも文法を学ぶ必要性がないと言う人がいます。
確かに、我々日本人が母国語である日本語を学ぶ際、文法を意識して学んだことはありません。

中学校でやっと日本語の文法を学びますが、それはかなり日本語が使えるようになってからのことで、
文法を学んだ結果、日本語ができるようになったわけではありません。
完璧な日本語を話していながら、どれが副詞で何を修飾しているかといった、
日本語の文法の問題にすら答えられませんでした。


’Pubery’ 「思春期」


ではどうして私たちは、文法という日本語のルールを理解し、きちんと使いこなせるようになったのでしょうか?
その理由は、圧倒的な量の日本語を吸収し、実際に使っていくなかで、
少しずつ正しい日本語を使いこなせるようになったためです。

つまり、日本語を使いながら、自然に文法を習得していったわけです。
文法を意識して学んだわけではないのですが、文法を習得していたのです。
しかしこれができるのは「海外へ行けば...」神話のページでも記述したとおり、
「Puberty」以前、つまり思春期以前に言語を始めた子供たちだけです。

外国語である英語を習得する場合も、母国語と同じように文法を学ばずして、
会話の中から文法を身につけることは確かにできますが、文法を先に学んでいくことで英語の基礎を作り、
その後も文法力を生かしてリーディング、ライティング、スピーキングを能率よく伸ばしていくことができます。


やはりルールを知ってから


冒頭で文法の重要性を野球を例にとって説明しましたが、
このことも野球にに当てはめると分かりやすいと思います。
野球をする際、最初にルールを学ばなくても、試合にいきなり放り出されれば、
徐々にルールを覚えることもできます。

しかし、ルールが全く分からない状態で試合に出たらどうなるでしょうか?
自分が何をやっていいのか分からずイライラしして、焦りを感じるはずです。
その結果、野球自体を嫌いになってしまうかもしれません。



理解が上達をスムーズに


逆に、最初に基本となるルールを学んでおけば、何をどのようにすればいいのかが分かりやすくなっているので、
スムーズに野球を理解し上達していくことができます。

更に最初から全部のルールを学ぶ必要はありません。
最低限必要なルールだけ覚え、後は実際のゲームをやりながら
難しいルールを順次、体験を通して学べば良いのです。

そしてある程度のレベルに達すると、必要なルールが身につき自然と使いこなせるようになっているので、
逆にもうルールを意識する必要がなくなります。


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