リスニング

オーストラリアで学ぶ英会話

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利き耳を作る


実際に海外生活を始めて、最初に自然に伸びるのがリスニングだと言われています。
それまで日本語だけの環境から、英語の環境の中で嫌でも
英語が耳に入ってくるのですから、当然と言えば当然です。
しかしその後、それ以上にリスニングを強化していくためには、やはり努力が必要です。


言語を司る脳


フランスの言語学者アルフレッド・トマティス博士の唱える説ですが、言語を司る脳は左脳です。
左脳が司るのは右半身です。したがって右耳から音を聴くようにすると、
その音は直接左脳に入ってくるために理解が早いということです。

実は私もこれを実践しています。
先ずは右耳を自分の利き耳にすることです。これは右耳で電話を聴くことからはじめます。
それから自分が注意すべき情報を聴く場合には右耳で聴く努力をすると、直ぐに利き耳にすることができます。


ヒアリングとリスニング


リスニングには2つのパターンがあるように思います。
音が無意識に自然に耳に入ってくる、ヒアリング。これは「聞くこと」です。

もう一つは、自分が意識して耳を傾けるリスニングです。これは「聴くこと」です。
簡単に言えば、この意識、無意識の両方を増やすと良いでしょう。

ヒアリングに関しては、家にいる間は英語のテレビをつけっぱなしにして、無意識のうちに英語を聞いていくこと。
外出時にはウォークマンで、英語の音楽を常に聞くことなどです。
人間が無意識に受け入れている情報の量というのは非常に大きいようです。
しかもこれは無意識に聞いていれば良いだけですから、苦痛はありません。


ディープ・リスニング


リスニングに関しては、能動的な聴き方ですから、自分が何を聴こうとしているのかを明確にしなければなりません。DVDが普及する前に私が行っていたリスニングの強化法は、
ビデオにとった映画を繰り返し繰り返し観ることです。一字一句全て聴き取るつもりで集中して観ます。

私が見ていた映画は
「ミッションインポッシブル」、「ミッションインポッシブルU」、「マイノリティー・リポート」の三つです。


自分の進歩を測る工夫


とにかく同じ映画を集中して毎日、毎日観ます。
そうするとこれは非常に不思議なことなのですが、以前聴き取れなかった単語が
回数を重ねるごとに聴き取れるようになってきます。
言い換えると、理解できる範囲が毎回毎回広がっていくのです。

同じ映画を繰り返し観るということにはここに意義があります。
それは自分の進歩が実際に分かるのです。もしこれが毎回違った映像ですと、
自分が本当に進歩しているのかどうか実感がありません。
以前との比較の対象が無いわけですから。

リスニングの成果を測るのは非常に難しいことです。
体重のようにはっきりとした数値ででるものではありませんので、
自分で進歩を感じていける工夫をするべきです。



DVD学習法


最近はDVDが普及しました。DVDというのは字幕が出ますので、これも利用しています。
一回目は字幕を付けずに映画を観て全体的な理解をします。

二回目は字幕をつけて、新しい単語、熟語、スラングを全て書き出します。
それをリーディングの強化のところで述べたのとほとんど同じやり方で全て覚えていきます。
何度も何度も自分の体が覚えるまで、書いていくことです。
このとき日本語の意味を見て、英単語、熟語を繰り返し書いて覚えていきます。

一度全ての新出単語・熟語等を覚え終わったら、今度はその知識を持ってもう一度その映画を観ます。
当然のことながら全て理解できます。
そしてこの作業を、その映画全てを覚えてしまうくらい何度も観ます。
それで一つの映画を完全制覇したと考えます。

人によってはこの字幕学習法のように、全く分からない内容の英語を聴くより、
予め分かっているものを聴いたほうが効果的であるという人もいます。
それは自分の中で、知識としての単語と実際に発音されるものを聴くことで、確認作業ができるからでしょう。



英語の環境を作ろう


海外に住んでいるのであれば、ネイティブ・スピーカーと一緒に住んだり、
友達になって会話をすることも重要な要素です。
ネイティブ同士の会話ですと聴き取れない場合もありますが、そこをじっと我慢して分からなくても良いので、
じっと耳を傾けていましょう。

実際に会話をしながらリスニングを強化することは、英語学習における醍醐味の一つでもあります。

もう一つは思い切って、英語を使って仕事をしてみることです。
職種にもよりますが大抵、日常会話さえできれば大丈夫です。

私もオーストラリアの5つ星ホテルでで働いていますが、高度な英語力は必要ではありません。
分からないことがあっても慣れれば大丈夫です。
仕事をするということは責任もありますから、いい加減ではいけません。
しかし英語を使って仕事をするのは難しい、という先入観のほうが先に立っているように思います。



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